会員の活動報告 2010

第1回 How to teachセミナー報告 2010年09月02日 00時03分

グループワーク:でき婚、若者の育児困難グループです。
グループワーク:でき婚、若者の育児困難グループです。

8月28~29日、北里大学相模原キャンパスにおいて、カルガリー式家族看護をどのように教えていくかをテーマにした、第1回目のHow to Teachセミナーが行われました。家族看護を教えている大学の教員やこれからCNSを目指している方など9名が参加しました。1日目は、家族をテーマとして教える上での注意点や、演劇製作の狙い、ジェノグラムやエコマップの教え方の例などの講義とグループワークを行いました。グループワークは、学部教育に携わる方と現任教育に携わる方の2つに分かれて行いました。両グループとも、厳しい残暑に負けないくらい白熱したディスカッションが行われました。偶然にも両グループともテーマに選んだのは「育児困難」でした。高校生のできちゃった婚と、高年齢出産というグループメンバーの構成を反映した(?)設定でした。一見すると正反対のような家族ですが、育児困難につながっているのは、夫婦関係であり、特に夫に嫌われたくないと苦悩している母親が共通していた点が興味深かったです。2日目は、事前課題に出されていた理論の発表と小林先生の解説でした。理論は大変難しく、調べたら余計に分からなくもなりましたが、歴史的な流れや、ライト先生たちがどのように用いているかなど、原文のテキストにも載っていない話しを聞くことができました。カルガリー式家族看護も、このグループワークを用いた教え方もとても奥が深く、参加者の皆様と一緒に更に学んでいきたいと思った充実した2日間でした。(田久保)

次はいよいよ第1回プレリミナリーセミナー(10月)です。乞う、ご期待!!
9月18日‐19日は名古屋で家族看護学会が開催されます。理事会主催のシンポジウム(18日16時‐)で家族看護のイノベーションについて小林代表が15分間だけしゃべります!

連絡先・アクセス

252-0329 

神奈川県相模原市南区北里2-1-1

北里大学大学院看護学研究科 

家族看護学Ⅰ

 

最寄駅よりバス約20分
小田急線:相模大野駅
JR線 :相模原駅、古淵駅