今年度はステップアップセミナーI&IIで締めくくりです。来年度予定しているセミナーの多くは、このセミナーを受講することが条件です。ぜひ、この機会に受講して下さい!!
8月に予定しているセミナー2つの日程が変更になります。受講希望の皆さまは確認して下さい。
1月10日、北里大学白金キャンパスにおいて、第3回目となるライト先生の特別セミナーが開催されました。北は山形、南は鹿児島から、クリティカルケア、在宅看護、小児看護など様々な領域の計29名が参加しました。参加者の約1/3が大学院生でした。午前は、”Interviewing an Individual to Gain a Family Perspective”というテーマで、「家族が来れないから」「時間がとれないから」などの状況であっても、家族の視点から個人面接をすることで、家族システム看護はいつでも実践が出来る。そのための技術として、社会的会話と施療的会話の違い、病がどのように人生や関係性に影響を与えているかを理解するための質問例など、ライト先生自身の経験や研究成果などを踏まえてとてもわかりやすく説明していただきました。午後は、恒例のOne Question Question です。事前に質問文を送ったのですが、OQQのはずが、ついつい説明付きの長い文章!自分自身が何を聞きたいのか焦点化する大切さも学びました。看護実践から教育、研究までの幅広い6つの質問にとても丁寧に答えて下さいました。Family Systems Nursing とは何か、なぜ必要か、どのように実践していくのか、今までにも聞いているはずなのですが、とてもクリアに理解することができました。ライト先生から学びたいという参加者の熱意とそれに応えて下さるライト先生の熱意で、寒い冬とは思えない熱い1日でした。(田久保)
定番となりましたステップアップセミナーI&IIに加え、レベル別にプレリミナリーセミナー、アドバンストセミナーI&II、目的別にフォローアップセミナー、How to teachセミナー、ライト博士の特別セミナーとラインナップも豊富になってきました。そこで、各セミナーの内容を簡単に紹介するページを作成しましたので、ご覧下さい!
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。さて、元旦の計、皆さまは、今年どのように立てましたでしょうか?
本会は今年3月で3周年。大きな節目を迎えます。
2008年3月に発足した本研究会は、会員登録のみで3年間運営してきました。セミナーメニューのラインナップも充実し、会員数もようやく3ケタになりましたが、東京を拠点とする活動のため、地方会員へのサービスに限界がありました。そこで2011年度から年会費制度を導入します。年会費を納めて頂く会員を正会員、今までどおり年会費なし/登録のみの会員を登録会員とします。正会員は、来年6月に創刊するWebジャーナル(家族システムケア/年4回発行)の購読と投稿、本会が作成する研究用データベースへのアクセス(満2年以上在籍の会員のみ)、また会員料金でセミナー参加が出来ます。遠方会員(九州と北海道)は、正規料金の半額にするなど、その他にも様々な特典を付与します。一方で、登録会員の皆さまも今まで通り、セミナーの案内の受信、セミナーへの参加が出来ます。(詳細は後日、専用のページを作成します。)本会は、カルガリー式家族看護モデルをルーツとしながらも、家族システムケア実践に特化した研究会組織として大きく飛躍します。皆さま、ぜひ一緒に新しい実践を発展させていきましょう!!(小林奈美)