ある一人暮らしの利用者さん宅へ連続して訪問しています。
ご自分からはほとんどお話をされない為、雑談も交えて色々会話を試みていました。
カルガリー式で勉強をした会話の技術も使ってみました。
しかし、返ってくる答えは「はい」「いいえ」もしくは単語のみ。
いっこうに会話が成立しませんでした。
ところが先日、医療処置に対する不満がきっかけとなりお話されるようになりました。
私からの問いかけに対しても、理路整然とご自分の考えや生活のこだわりをお話されました。
そんな様子にはっとさせられました。雑談であっても、その方に合ったマナーを心得て
会話をすることが大切と基本に立ち戻る訪問でした。(蔦沢)