上級実践者になるには最低10,000時間(10年)の訓練が必要と言われています。

学びの道のりは、このロッキー山脈のように長くて険しいですが、山頂を目指して頑張っています。

 

そんな奮闘ぶり?などを家族システムケア研究会の事務局員がつぶやいていこうと思います。

よろしくお願いします。

2013年

11月

09日

家族事例検討

訪問看護ステーションで家族事例検討についての調査をさせて頂きました。

初めてのグループインタビュー調査で大変緊張し・・・

スタッフの方に助けて頂きながらのインタビューでした。

10名もの方が協力してくださり、家族事例を共有する学びや難しさなど

沢山知ることができました。

こちらの訪問看護ステーションさんでは、以前同行訪問の研修もさせて

頂きましたが、実際に見たり聞いたりでしか得られない情報が

とても貴重であることを今回も感じました。(蔦沢)

2013年

10月

27日

訪問看護日記

訪問看護は、ひとりの利用者さんとご家族に十分に時間をかけることができると

言われることがありますが、時間内に終わらせなくてはいけないケアに追われること

も多いのが現実です。

先日、奥さんと息子さんが介護をされているお宅に訪問しました。

几帳面で責任感の強い奥さんとおおらかで度胸のある息子さん。

ご家族が管理をする処置が沢山あるのですが、上手に分担して介護をされていました。

お二人の良さが組み合わさって、介護がうまくできていることを伝えたところ、

日々の介護の様子や支え合いなど、自ら話をしてくださいました。

家族の強みをほめることで、家族アセスメントにつながる情報が得られました。

処置の準備やケアの最中に、帰りの玄関先、と限られた時間での家族との会話に

こうした技術を効果的に使えるようになりたいと思いました。(蔦沢)

2013年

10月

17日

研究はケアである

今週末で予定していたデータ収集が完了します。

インタビューを通して、多くの方の思いや考えを伺うことができました。

先日のインタビューで、施設で働く職員さんが、私の研究に協力することで、自分自身のケアを振り返る機会となったと仰ってくださいました。その職員さんは、意識的に入所者さんに話しかけてみたところ、思ってもみなかったお話を聞くことができたそうで「感動しました!」と目をキラキラさせて教えてくださいました。

私も、とてもうれしかったです。

小林先生は「研究はケアである」と教えてくださいました。

研究の結果も大事だとは思いますが、研究のプロセスそのものも大切なのだなと、実際に現場に出てみて学ぶことができました。

今後は、結果をまとめて、分析の作業に本格的に入っていきます。

がんばります。(富山)

2013年

10月

16日

家族の存在

いよいよ修士論文のとりまとめの時期になってきました。

データと向き合う毎日ですが・・・

息抜き・ほね休めを兼ね「そして父になる」を見ました。

家族の普遍的な定義はないということを考えさせられる感慨深い映画でした。

研究、臨床、日常生活それぞれに家族看護の学びが沢山あります。

まずは、研究の成果をまとめられるように頑張りたいと思います。(蔦沢)

2013年

10月

06日

訪問看護日記

しばらくぶりのブログ更新になってしまいました。

先日、勤め先の訪問看護ステーションで家族看護の勉強会があり、

今回は、事例をもちいて家族看護の視点をいくつかご紹介させて頂きました。

ジェノグラムとエコマップについてはきちんと説明できたように思いましたが、

自分の言葉にして伝えるには、まだまだ勉強が必要だと感じました。

次回に向けてブラッシュアップしたいと思います。(蔦沢)

2013年

9月

23日

自分の癖

修士論文の研究で予定していた家族面接をすべて終えました。

家族面接を重ねることで気づいたことがたくさんあります。

なかでも、面接のときにおかしやすい自分の癖に気づくことができました。

この癖は、研究会セミナーで初めてクリニシャンをしたときにも出ていて、小林先生から助言を受けたところでもありました。

研究の中で家族面接を経験させていただき、自分の癖に気づくことができましたので、今後は、それを踏まえて、次の研究に活かしていけるようにしたいです。

そして、改めて研究会セミナーでクリニシャンの訓練を重ねることの大切さも実感しました。

とても緊張しますが、貴重な経験になると思います。ぜひ、みなさんも挑戦してください。(富山)

 

2013年

9月

12日

認知・概念化

実践事例の文章化に取り組んでいます。

ジェノグラム・エコマップを描き、振り返りとともに

どうしたら良かったのかを家族看護の視点から書いています。

偶然の支援だったのか、意図をもった支援だったのか、

文章にすることでとてもよくわかります。

経験を重ねると、なんとなくケアや家族との関わりもこなせるようになりますが、

技術として実践するにはもっと訓練の積み重ねが必要だと改めて感じました。(蔦沢)

2013年

9月

06日

家族面接

今日は、修士論文の調査として、家族へインタビューをさせていただきました。

インタビューガイドを頭に叩き込んで、イメージトレーニングもしっかりして、可能な限りの準備をして臨みましたが、終わってみると、あれも聞いてない、これも聞けてない、と反省点ばかり・・・。

今日は、少々落ち込んでおります。

でも、落ち込んでばかりもいられません。次のインタビューに備えて、何がまずかったのか。次にどうしたらいいのか。逐語録を起こして、検討しなければなりません。

この逐語録を起こす作業もなかなかつらいですね。自分の下手さが嫌というほどわかってしまうので。

きちんと向き合わないと、いつまでも上達しないので、がんばります。

時間はいくらあっても足りないですね。もう9月です。あっという間に毎日が過ぎ去って行ってしまいます。(富山)

2013年

9月

01日

学会に参加しました

8月31日、9月1日の2日間 日本家族看護学会第20回学術集会に参加し、

家族事例検討についてのポスター発表をしました。

見に来て下さった方から貴重なご意見をいただき、大変勉強になりました。

臨床と研究を並行するのは容易ではありませんが、現場に役立つ研究を

していきたいと思いました。(蔦沢)

2013年

8月

26日

第2回特別セミナー

8月24日(土)第2回特別セミナーがありました。タイのChintana先生、インドネシアのRr先生が講義をしてくださいました。セミナーの報告は後日アップします。通訳なしでしたが、家族システムケアに関する講義なので、大まかには理解できたかとは思いますが、細かい部分の聞き取りは難しかったです。

コミュニケーションをとりたくて事前に英作文を考えてきましたが、すぐに用意したネタは尽きてしまい、文法を気にせず、単語の羅列とジェスチャーと笑顔!で乗り切りました。

昨年の国際交流のときよりは、会話はできたと思いますが、伝えたいことをうまく伝えられなくて、もどかしかったです。

Chintana先生から英語を勉強するのによいWebサイトを教えていただいたので、さっそくチェックしています。通学のスキマ時間に英語を勉強します。次にお会いできたときには、もっとコミュニケーションがとれるように頑張ります。(富山)

連絡先・アクセス

252-0329 

神奈川県相模原市南区北里2-1-1

北里大学大学院看護学研究科 

家族看護学Ⅰ

 

最寄駅よりバス約20分
小田急線:相模大野駅
JR線 :相模原駅、古淵駅