11日にライト博士を迎えての講演会が無事終わりました。広報の時間が十分ではなく(ホームページのアップさえ間に合いませんでした。)、お知らせする範囲が限られましたが、午前中は20人、午後は12人ほどの参加がありました!日本全国からいらして頂きました。ありがとうございました。講演の内容は・・・いうまでもなく素晴らしく。報告は後日、参加者からの報告をアップします。
ライト先生はいつお会いしても若々しく、新しいアイディアにあふれていて、年をとる暇などないのだろうと思いました。この後、タイで講義されて、何と次はカタールに行かれるのだそうです!!(小林)
第5回の抄読会では、ALS患者、その家族及び介護者のニーズを比較した論文が取り上げられました。推測ではありますが、著者は医療従事者ではないようです。そのため、今回は非医療従事者が着目すること、知見として述べられることはこんなことなんだ!とはっとさせられました。
看護職が患者さんやご家族と関わる上でごく自然だと思っていることが、そうではないかもしれない… 医療者のもつビリーフが話題となりました。
抄読会も残すところ、あと2回となりました。ぜひ、多くの方々にこの刺激を体感していだきたいです。
(相星)
皆さまに新春のBIG NEWSです!2月に我が偉大なる師であり、カルガリー式家族看護モデルの創始者であるLorraine M. Wright博士の来日が決定しました!!家族システムケア研究会では、2月11日に北里大学白金キャンパスで特別セミナーを開催する予定です。詳細は近日中にアップしますので、参加希望の方はとにかく予定を手帳に書き込んでおいて下さい!(小林奈美)
1月9,10日、青森県立保健大学主催の「家族システムケア ステップアップセミナー」に同行しました。1日目は22名、2日目は18名の病院看護師、大学教員、大学院生が参加されました。1日目の午前中は小林先生のカルガリー式アセスメントと介入モデルの講義、午後は4グループに分かれてグループワークを行いました。3グループが「がんの家族」、1グループが「認知症の家族」をテーマとしました。ファシリテータは青森県立保健大学の教員2名と相星さん、ファシリテータ初挑戦の田久保が行いました。家族看護を勉強されている方も多く、家族の設定を考えながら、ジェノグラムとエコマップをどんどん描いていました。また、家族の配役になりきって、家族内でどのようなコミュニケーションがされるかを考え、苦悩の場面に取り組みました。発表はどのグループも真に迫る演技で、病院では見られない入院前の家庭での様子などを垣間見ることが出来ました。2日目は小林先生の講義の後、前日に作成した4家族の内、2家族に対しての家族面接のロールプレイを行い、大学院修了生の2名がクリニシャン役に挑戦しました。賞賛を多く含めた面接と前日に勝る家族の迫真の演技でした。初めての挑戦で15分間やり通せたのは今回が初ということでした。ロールプレイの後は、家族構成を聞かれている時の家族側の気持ちや、夫婦関係に‘何かある’と感じている時の対応など、活発な意見交換が行われました。私自身も多くの気づきをいただいたとても良い意見交換でした。参加者の皆様、青森県立保健大学の先生方本当にありがとうございました。今回はステップアップセミナーのご紹介でしたので、是非3月のセミナーにご参加いただき、またお会いしたいと思います。(田久保)
1月9日‐10日は青森市にある県立保健大学で青森家族システム看護研究会主催のセミナーを行いました。大雪の青森。みるみる間に駐車した車が雪だるま!カルガリーは寒いですが、これほど雪は降りませんので、久しぶりに見る大雪でした。にもかかわらず、参加予定者は全員定刻どおり出席。さすが青森の皆様。雪には動じません。2日目はレベルIIでしたので、参加人数を制限し20名程度でしたが、いずれも素晴らしい出来の家族劇でした。本日は午前中に病院の家族相談を想定した家族面接のロールプレイを行いましたが、初挑戦して下さったお二人は、いずれも初めての経験で15分間やり抜きました(パチパチパチ)!!今回のセミナーの主目的は「ステップアップセミナーのご紹介」でしたが、ファシリテータとして相星さん、田久保さんが大活躍でした。今回の詳しい報告は田久保さんがして下さいますので、お楽しみに!参加して下さった皆様、準備をして下さった県立保健大の先生方、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。少しずつでも学びの輪が広がっていくのは本当に嬉しいですね。
(小林奈美)1月9日‐10日は青森市にある県立保健大学で青森家族システム看護研究会主催のセミナーを行いました。大雪の青森。みるみる間に駐車した車が雪だるま!カルガリーは寒いですが、これほど雪は降りませんので、久しぶりに見る大雪でした。にもかかわらず、参加予定者は全員定刻どおり出席。さすが青森の皆様。雪には動じません。2日目はレベルIIでしたので、参加人数を制限し20名程度でしたが、いずれも素晴らしい出来の家族劇でした。本日は午前中に病院の家族相談を想定した家族面接のロールプレイを行いましたが、初挑戦して下さったお二人は、いずれも初めての経験で15分間やり抜きました(パチパチパチ)!!今回のセミナーの主目的は「ステップアップセミナーのご紹介」でしたが、ファシリテータとして相星さん、田久保さんが大活躍でした。今回の詳しい報告は田久保さんがして下さいますので、お楽しみに!参加して下さった皆様、準備をして下さった県立保健大の先生方、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。少しずつでも学びの輪が広がっていくのは本当に嬉しいですね。
(小林奈美)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さっそくですが、以前ご紹介しましたIFNA(International Family Nursing Association)の役員選挙の結果が公表されました。初代メンバーは以下の方々です。
日本からは神戸大学の法橋教授が選ばれました(パチパチパチ)。これは2011年日本開催の国際家族看護学会にとっても大きな意味のあることです。あまり認知されていませんが、国際学会誘致に尽力されたのは、法橋先生です。今後の活動に期待しましょう!!
ちなみに、以下でカルガリー式に縁が深いのは、Bell博士とRobinson博士ですが、PresidentのRiper博士は私はFNUのエクスターンシップで家族ロールプレイを一緒にやりましたし、アイスランドのSvavarsdottir博士も非常にカルガリー式に造詣の深い先生です。
折しも年末に、あのHanson博士のFamily Health Care
Nursingの第4版が出版され、ざっと目を通しましたが、世代交代と米国の保険制度改革に対する危機感が反映された内容になっていました。日本語版は初版の翻訳だったと思いますが、内容はずいぶん変わった印象です。IFNAが設立された意味は非常に大きいと実感しています。(小林)
President
Marcia Van Riper, PhD, RN (USA)
University of North Carolina - Chapel Hill
President-Elect
Sharon Denham, DSN, RN (USA)
Ohio University, School of Nursing
Secretary
Roberta S. Rehm, RN, PhD (USA)
University of California San Francisco
Treasurer
Donna Miles Curry, PhD, RN (USA)
Wright State University (USA)
Directors (3-Year Term)
Janice M. Bell, RN, PhD (Canada)
University of Calgary
Catherine A. Chesla, RN, DNSc, FAAN (USA)
University of California San Francisco
Erla Kolbrun Svavarsdottir, RN PhD (Iceland)
University of Iceland Faculty of Nursing
Directors (2-Year Term)
Suzanne Feetham, PhD, RN, FAAN (USA)
University of WI Milwaukee and Children's National Medical Center
Naohiro Hahaski, PhD, RN PHN (Japan)
Kobe University
Carole Robinson, PhD, RN (Canada)
University of British Columbia, Okanagan